お知らせ

令和4年度 河津下田箕作地区道路建設工事の現場において建設用3Dプリンタの施工見学会を行いました

9月20日(水)弊社の施工する令和4年度 河津下田箕作地区道路建設工事の現場において建設用3Dプリンタ施工の見学会を行いました。本工事では、通常型枠を組んでコンクリートを打設をして施工をする集水桝を、株式会社Polyuse(東京都港区)の開発する3Dプリンタ技術を用いて施工を行い、生産性向上を図っています。

集水桝の施工の際、コンクリート打設の場合は、型枠の製作、打設、養生、脱形、まで約5日を要し、さらに熟練工の手も必要としますが、建設用3Dプリンターでは、造形が2時間半で完了し、1人のオペレーターのみで施工が可能で、大幅な生産性向上につながります。

また、静岡県内の国土交通省発注の工事現場において建設用3Dプリンタ技術を用いた施工は初めての事例になり、周辺の建設会社の皆さまにもご来場いただき、建設業の新たな技術に触れていただく時間を設けました。
引き続き、弊社では建設業の新たな技術を積極的に取り入れ、生産性向上に努めてまいります。


■株式会社Polyuse HP:https://polyuse.xyz/


■建設用3Dプリンタとは
建設用3Dプリンタは、建築物や構造物を建設するために使用される特殊な3Dプリンタです。従来の建設方法と比べて、より迅速かつ効率的に建築物を構築することができ、建設工程の効率化や建物の品質向上が期待されています。また、建設現場での労働力の削減や安全性の向上も見込まれており、更には持続可能な建築材料の利用や廃棄物の削減といった環境への配慮も促進されます。
現在、日本を含む各国で建設用3Dプリンタは実験的な段階から本格的な実用化へと進んでいます。様々な国や企業が建設用3Dプリンタの開発や研究に取り組んでおり、将来的には建築業界に革新をもたらす技術として普及する可能性があると考えられています。(引用:株式会社Polyuse)