2020年入社

西田 健人

不動産部

お客さまととことん向き合う
泥臭い努力が結果を呼び込む
お客さまととことん向き合う 泥臭い努力が結果を呼び込む

不動産部で土地の仕入れを担う「仕入れ営業」に携わる西田健人さん。お客さまと実直に向き合う営業スタイルは入社1年目に経験した賃貸不動産の仲介業務で培われたものだと語ります。そんな西田さんに自身の営業スタイルや仕事の醍醐味などについて伺いました。

入社してから一番の「挑戦」となったお仕事について教えてください。

三島市の徳倉(とくら)地域の土地売買に携わった分譲地事業です。当時の私はまだ現在の部署に異動したばかりで、初めて経験する分譲地事業だったこともあり、大きな挑戦となった仕事でした。

 

まずは土地の所有者である地主さまを訪問して「土地の売却や土地活用の意向はありませんか?」と名刺を渡すところからのスタート。飛び込み営業のような形だったので、最初は地主さまも私に対して警戒心を抱いていらっしゃったように思います。最初にお話を伺ったときは「土地活用には興味あるけど、今すぐではなくてもいいかな」という温度感でしたが、何度も足を運んで真摯にお話を重ねる中で、こちらの本気度も徐々に伝わっていったような気がします。

 

土地を売却いただいた後、地主さまが「他の会社もいろいろ話を持ちかけに来ていたけど、西田さんがここまでやってくれたから他は断った」とおっしゃっていたらしく、それを聞いた時は報われた気持ちになりましたね。

そのような良い意味で「泥臭い」営業スタイルは現在の部署で身につけられたのでしょうか?

実は入社して1年ほど、賃貸不動産の仲介店舗でお客さまにお部屋の案内をしていました。その中で実感したのは、接客のやり方、お客さまへの案内の仕方など、細かなところまで自分がどれだけやり切ったかで契約の数も変わってくるということ。自分の努力によって結果がついてくるということを、このときの経験で学ぶことができました。

 

私も最初は、取り扱う物件の良いところを一方的に伝えるような、そんな消極的な接客をしていたんです。魅力的な物件をただ紹介してさえいれば、契約につながるだろうという“物件ありき”の接客。しかし、それだけだとやはり数字も伸び悩んでしまう。そこから先輩たちの接客を間近で観察するようになって気づいたんです。

 

お客さま側も「こういう部屋に住みたい!」というご要望をいろいろ持っています。しかし、現実的にそうした要望すべてを叶えることは難しい。そこで重要になってくるのが、妥協できるポイントはどこで、一番大事なニーズがどこにあるのかを汲み取ること。一人ひとりのお客さまとしっかり向き合いながら、大事にしているポイントを探ることを意識するようになったんです。

 

そういった接客ができるようになってからは、如実に契約件数も増えていきました。そこで身につけた姿勢は、現在の仕入れ営業の仕事にも大いに生きている部分がありますし、自身の成長にもつながったと思います。

現在の土地の仕入れ営業の仕事に携わる中で「まちの未来に貢献している」と感じる瞬間はありますか?

「土地を売ってくれてありがとう」とか「買ってもらってありがとう」とか、そういった感謝の言葉をいただいたときですね。そういった言葉をお聞きすると、自分がやっていることは本当に小さな手助けかもしれないけど、まちの未来をつくることにも貢献できているんじゃないかと思えます。そこで暮らす人たちにもリアルな「生活」があることにあらためて目が向きますし、そうやってお客さまの手助けができた瞬間が仕事の醍醐味ですね。

同期や周りで働く仲間を見て「負けたくない」と感じる瞬間はありますか?

他人に「負けたくない」と感じることは、実はあまりありません。他人をいくら気にしても、自分のできることは限られているので、それで一喜一憂するのはあまり意味がない、という感覚が根底にあるからかもしれません。それよりも、自分自身が納得できる頑張り方ができているかが仕事に臨む上では大切だと思っています。

 

とはいえ、難しい仕事に取り組んだり、挑戦したりする同期や仲間たちを見て、刺激を受けることは多々あります。加和太建設は、自分の実力よりも少し高めのお題に答えることを要求されることが多い会社です。周りを見渡すと、難しいお題にもしっかりと向き合って、最後までやり切る熱い熱量を持った社員が多いですね。僕自身も目の前の壁から逃げないように日々の仕事に取り組もうと刺激を受けています。

 

そしてそれは、それだけ成長と挑戦の機会を与えてくれる会社でもあるということ。自己成長に重きを置いて働きたい人には、とても魅力的な会社だと思います。

西田 健人さん、ありがとうございました!

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